瞳の「黄金比率」
瞳の魅力を最大限に引き立たせるには、白目と黒目のバランスを意識することが大切です。このバランスのことを「瞳の黄金比率」と呼びます。
理想的な瞳の黄金比率は、「白目:黒目:白目」で「1:2:1」とされています。つまり、白目と黒目の割合が1:2の比率になることで、絶妙なバランスが生まれるのです。この比率は男女問わず支持されているバランスのよい瞳の条件とされています。
一方、日本人の平均的な瞳の比率は「1:1.5:1」と言われており、理想の黄金比よりも黒目の割合がやや小さめになっています。そこで、カラコンでこの黄金比に近づけることで、白目と黒目の割合を理想的なバランスに調整し、瞳をよりきれいに見せることができるのです。
自分の瞳のサイズを知り、理想の黄金比と比較することで、より魅力的な目元を作り上げることができます。瞳のサイズとバランスに意識を向けることが、綺麗な瞳を手に入れる第一歩と言えるでしょう。
日本人に合う着色直径とは?
こちらでは、日本人の瞳に合う着色直径の選び方について、より詳しく解説します。
日本人の平均的な瞳のサイズと見え方
日本人の瞳の直径は、年齢に関わらず平均11~12.5㎜程度です。しかし、まぶたの筋力によって、瞳の見え方に個人差があります。自分の瞳のサイズと見え方を考慮することは、着色直径を選ぶ際の大切なポイントです。
大粒目の方におすすめの着色直径
大粒目の方は、まぶたの筋力の強さから、目が大きく見開いているように見える特徴があります。その結果、白目の割合が比較的大きくなります。この場合、黒目のサイズをカラコンによって少し大きく見せることがポイントです。
具体的には、裸眼の黒目よりも1~1.5mm程度大きい着色直径を選ぶのがおすすめですので、13.2mm~13.5mmの範囲で着色直径を選ぶとよいでしょう。これにより、白目とのバランスが良くなり、自然で印象的な瞳を手に入れることができます。
小粒目の方におすすめの着色直径
小粒目に見える方は、黒目の割合が白目よりも比較的多く見えるのが特徴です。このような方が、裸眼よりもかなり大きいカラコンを使用すると、不自然な仕上がりになりがちです。また、白目が透けて見えることもあります。そこで、小粒目の方は、裸眼よりも0.5~1.0mm程度大きめの着色直径、具体的には12.5㎜~12.9㎜がおすすめです。