【鹿児島】受水槽を直結給水に|撤去費用・配管工事・衛生リスクを解説 | 株式会社 桜井

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コラム

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【鹿児島】受水槽を直結給水に|撤去費用・配管工事・衛生リスクを解説

【鹿児島】老朽受水槽はもう卒業|直結給水で費用・工事・衛生リスクを徹底解説

鹿児島でマンションやビルなどの建物を所有・管理されている皆様へ。受水槽の老朽化や維持管理にお悩みではありませんか。

受水槽は水道水を一時的に貯める設備ですが、老朽化や管理不備により、水質劣化や細菌繁殖などの衛生トラブルリスクが高まります。

これらの課題を解決し、より安全で安心な水の供給を実現する直結給水方式への切り替えが注目されています。

鹿児島での受水槽を直結給水に切り替える際の、撤去費用、衛生リスク、配管工事の内容と注意点について、専門的に解説します。建物の給水環境を見直す参考に、ご一読ください。

鹿児島での受水槽撤去費用とその内訳

鹿児島での受水槽撤去費用とその内訳

鹿児島市で受水槽を撤去し、直結給水方式へ切り替える際に発生する費用についてご説明します。

受水槽の撤去にかかる費用は、基本的に給水装置の新設、改造、修繕、または撤去を行う方の負担となります。これは鹿児島市給水条例第5条に定められています。

ただし、管理者がとくに必要と認めた場合には、市が費用を負担するケースもあります。

具体的な撤去費用は、受水槽の大きさ、設置場所、撤去方法、配管工事の規模などによって大きく変動するため、一概には言えません。一般的には、以下の費用が含まれます。

受水槽本体の解体・撤去費用

受水槽を現地で解体し、搬出する作業にかかる費用です。材質や大きさ、設置場所の搬出経路の確保の難易度によって費用が変わります。

高架水槽の撤去費用(該当する場合)

受水槽から水を揚げる高架水槽がある場合は、その撤去費用も別途発生します。高所作業となるため、安全対策費なども考慮されます。

配管の切断・撤去費用

受水槽に接続されていた給水管、排水管、オーバーフロー管などの不要になる配管を切断し、撤去する費用です。

産業廃棄物としての処分費用

解体・撤去された受水槽本体や配管、基礎などは産業廃棄物となります。これらの適正な分別、収集、運搬、最終処分にかかる費用が含まれます。産業廃棄物の種類や量によって費用が異なります。

基礎の解体・撤去費用(必要な場合)

地上に設置されていた受水槽のコンクリート基礎なども撤去が必要な場合は、その解体・撤去費用が発生します。

撤去後の整地費用

受水槽が設置されていた場所を、他の用途に利用できるよう整地したり、舗装を復旧したりする場合の費用です。

諸経費

養生費用、清掃費用、現場管理費、運搬費などが含まれる場合があります。

正確な費用を知るためには、指定給水装置工事事業者に見積もりを依頼する必要があります。

老朽化した受水槽が引き起こす衛生トラブルとは

老朽化した受水槽が引き起こす衛生トラブルとは

ビルやマンションなどに設置されている受水槽は、水道水を一時的に貯めて各戸へ供給する設備です。しかし、この受水槽の管理が適切に行われず、とくに老朽化が進んでしまうと、さまざまな衛生上の問題が発生し、飲用水の安全性が脅かされるリスクが高まります。

老朽化した受水槽で起こりうる主な衛生トラブルとしては、以下のような点が挙げられます。

水質の著しい劣化

受水槽の壁面や底に藻類が発生したり、長年の使用で水垢やサビが蓄積したりします。これにより、水道水本来の透明性や味が損なわれ、不快な臭いが発生することがあります。

また、受水槽のフタや点検口の劣化、あるいは設置場所の環境によっては、鳥や虫の死骸、落ち葉、土砂といった外部からの異物が容易に侵入し、水が物理的に汚染される可能性があります。

細菌の繁殖リスク増加

水道水に含まれる残留塩素は、貯留時間が長くなるにつれて減少していきます。老朽化した受水槽では、清掃が行き届かない箇所や設備の不具合により、細菌が繁殖しやすい環境となり、大腸菌やレジオネラ菌などの病原菌が増殖するリスクが高まります。

健康被害の発生

これらの汚染された水を飲用したり、生活用水として使用したりすることで、下痢、腹痛、発熱といった消化器系の疾患や、レジオネラ肺炎などの深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。とくに免疫力が低い方やお子様、高齢者などは影響を受けやすいため、注意が必要です。

鹿児島市給水条例においても、貯水槽水道の設置者には適切な維持管理が義務付けられており、定期的な清掃や検査の実施が求められています。老朽化はこれらのリスクをさらに高めるため、早期の対策や直結給水方式への切り替え検討が必要となります。

直結給水化に伴う配管工事の内容と注意点

直結給水方式への変更に伴う配管工事では、既存の給水管が直結方式の水圧に耐えられるかどうかは重要な検討事項となります。とくに、高架水槽方式から直結増圧方式へ切り替える場合、水圧が以前より大幅に上昇する可能性があります。

主な工事内容

直結給水化の工事内容は、建物の規模や既存の給水方式によって異なりますが、一般的には以下のものが含まれます。

  • 受水槽・高架水槽の撤去
  • 水道本管への直接接続
  • 増圧ポンプの設置(必要な場合)
  • 減圧弁の設置(必要な場合)

注意点

直結給水化の工事を進めるにあたっては、いくつかの注意点があります。

既存配管の劣化診断

事前に給水管の劣化状況を専門業者に診断してもらい、交換の必要性を判断することが不可欠です。とくに築年数の古い建物では、配管内部の錆びや詰まりが水圧低下や漏水の原因となる可能性があります。

増圧ポンプ設置の要否とコスト

増圧ポンプは高額な設備であり、設置後の維持管理費用も発生します。ポンプの必要性は水道局への確認や専門業者による水圧計算に基づき、慎重に検討する必要があります。

住民への説明と合意形成

給水方式の変更は、住民の生活に直結する事項です。工事内容、費用、工事期間、そして工事後の水圧変化や起こりうるリスク(例:水圧上昇による漏水リスク増)について、事前に十分な説明を行い、住民全体の理解と合意を得ることがトラブル防止につながります。

水圧変化への対応

直結化により水圧が変化する可能性があります。とくに受水槽方式から直圧に切り替える場合、水圧が低下するケースがあり、住民からのクレームにつながる可能性があります。逆に高架水槽方式から増圧方式に切り替える場合、水圧上昇による配管への負荷増大に注意が必要です。

これらの点を踏まえ、専門業者と十分に連携を取りながら計画を進めることが成功の鍵となります。

鹿児島における受水槽の直結給水化:費用・衛生面・工事内容の要点解説

鹿児島で受水槽から直結給水方式への切り替えを検討される際、まず費用面では受水槽の大きさや工事規模により変動するため、指定給水装置工事事業者への見積もり依頼が不可欠です。

老朽化した受水槽は水質劣化や細菌繁殖リスクを高め、健康被害につながる可能性があり、早期の対策が重要ですし、鹿児島市給水条例でも適切な維持管理が義務付けられています。直結給水化に伴う配管工事では、既存配管の劣化診断や増圧ポンプの要否検討に加え、住民への丁寧な説明と合意形成が円滑な工事の鍵となります。

これらの情報を踏まえ、専門業者と密に連携しながら計画的に進めることが、安全で快適な給水環境実現につながります。

鹿児島での受水槽撤去・直結給水化工事に関するご相談や見積もりは、信頼と実績の株式会社 桜井にお気軽にお問い合わせください。

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事業内容 ●管工事  ①給水設備工事 ②給湯設備工事 ③衛生設備工事 ④排水設備工事 ●空調・換気  ①空調設備(エアコン) ②換気設備(換気扇) ●建築工事(リフォーム・防水・塗装・爆裂箇所補修工事) ●貯水槽清掃工事
免許・資格 鹿児島知事許可(般ー5)第016575号、鹿児島県内指定工事業者17市町村