【宇都宮】インビザラインで出っ歯を治療!定義・種類・原因などについて

【宇都宮】矯正治療にインビザラインを選択!出っ歯の定義・種類・原因などを解説
「前歯が前に出ている」
「歯と歯の間に隙間がある」
「歯列がデコボコしている」
「上下の歯が噛み合っていない」
歯並びに関して、上記のような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。出っ歯などの治療法として、インビザラインは選択肢の一つです。宇都宮などで矯正歯科治療を受けたいと考えている場合、まずは出っ歯の定義・種類・原因などについて押さえておくことをおすすめします。
出っ歯とは?定義・種類・原因などを解説

出っ歯の定義と特徴
出っ歯とは、上顎骨(上顎の骨)や下顎骨(下顎の骨)が前方に出ることで、歯並びが歪んでいる状態を指します。
その特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 前歯が突き出ている
- 口が完全に閉じにくい
- 歯並びが悪い
- 顔つきが特徴的
出っ歯の種類
出っ歯には大きく3つの種類があります。
上顎前突
上の歯が前に出ている状態です。上顎骨の前方への過剰な発育が原因で起こります。
下顎後退
下の歯が下がり気味の状態です。下顎骨の後方への発育不足が原因として挙げられます。
混合型
上顎前突と下顎後退の両方の要素を併せ持った状態です。
このように、出っ歯には様々な種類や特徴があり、それぞれ適切な治療法が異なります。出っ歯の矯正治療を希望する際は、歯科医師との詳細な相談が重要です。
出っ歯の原因
遺伝的要因
出っ歯になる原因の一つに遺伝があります。実際に出っ歯の約3割は遺伝が原因だといわれています。遺伝しやすい部位としては骨格が挙げられます。とりわけ、上顎が前に出ている「上顎前突」は、遺伝の影響を強く受けやすい傾向にあります。
ただし、親が出っ歯だからといって、必ずしもすべての子どもに遺伝するわけではありません。そのため、過剰に心配する必要はありません。
習癖
出っ歯の原因として、習癖も挙げられます。指しゃぶり、舌を出す癖(舌突出癖)、唇をかむ癖(咬唇癖)などが代表的です。
習癖の種類 | 歯並びへの影響 |
---|---|
指しゃぶり | 前歯の開きすぎ、出っ歯 |
舌突出癖 | 前歯の開きすぎ、出っ歯、受け口 |
咬唇癖 | 上唇を噛むと下の前歯が舌側に倒れる 下唇を噛むと出っ歯 |
これらの習癖は歯並びを乱すだけでなく、発音などにも影響を及ぼす懸念があります。そのため、矯正治療と併せて習癖の改善も重要となります。
顎骨の発育不全
顎骨の発育不全とは、上下の顎骨の大きさや形状に問題があることを指します。顎骨が正常に発育しないと、歯並びの乱れにつながります。例えば、上顎骨が十分に発育しないと上顎前突(出っ歯)になりやすいです。一方、下顎骨の発育が不十分な場合、下顎後退を引き起こす原因になります。
顎骨の発育不全は、遺伝的な要因や生まれつきの骨格の問題などで発生します。
矯正治療だけでは十分な改善が難しい場合があります。重度の場合は、外科的治療を行う必要があるかもしれません。
インビザラインによる出っ歯の治療について

インビザライン矯正の特徴と治療プロセス
出っ歯の治療法としてインビザラインがあります。
透明なマウスピースを使用する
インビザライン矯正では、透明なマウスピース型の矯正装置を使用します。このマウスピースは患者一人ひとりの歯並びに合わせてオーダーメイドします。
マウスピースは以下のような特徴があります。
- 透明で目立ちにくい
- 取り外しが可能で食事や歯磨きの際は外せる
- 衛生的で清潔に保てる(定期的にマウスピースを交換)
治療の進行に合わせて、新しいマウスピースに交換します。1日20時間以上、マウスピースを装着する必要があります。治療期間は個人差がありますが、半年~2年程度が目安です。
段階的に歯を移動させる
インビザラインはマウスピースを用いて、歯を少しずつ移動させる治療システムです。
【治療の流れ】
- 歯の状態を精密に計測し、コンピューター上で最終的な歯並びをシミュレーションする
- シミュレーションデータに基づき、数週間ごとに使い分ける専用のマウスピースを作製する
- 2~3週間おきにマウスピースを取り替えながら、徐々に歯を移動させていく
このように、新しいマウスピースに取り替えることで歯を少しずつ移動させ、最終的な歯並びを実現します。装着時間は概ね1日20~22時間程度が目安となります。
治療期間と装着時間
治療期間は、歯の状態や製品の種類などによって前後します。重度の歯並びの乱れや叢生がある場合は期間が長くなる傾向です。また、マウスピースの装着時間を守ることが大切です。1日20~22時間の装着が推奨されています。装着時間が短いと治療期間が長くなります。
矯正中に虫歯・歯周病の治療が必要になった、マウスピースを紛失・破損したなど、矯正を中断した場合も当然ながら期間が延長します。
インビザラインで治療できる出っ歯の症例
軽度から中程度の出っ歯
軽度から中程度であれば、インビザラインで矯正治療を行うことが可能です。
具体的には以下の歯並びが対象となります。
- 上顎前突(上の歯が前に出ている)
- 軽度の下顎後退(下の歯が後ろに下がっている)
- 混合型の出っ歯(上下の歯が前後に歪んでいる※一部の症例のみ)
上顎前突や軽度の下顎後退
上顎前突は上の歯が前に出すぎている状態、下顎後退は下の歯が後ろに下がりすぎている状態を指します。こちらの症例もインビザライン矯正での改善が期待できます。歯が前に出ている程度が強くなく、顎の骨の変形が大きくない場合に適しています。
混合型の出っ歯
混合型の出っ歯とは、上顎前突と下顎後退の両方の症状があり、上下顎の前後的な不正咬合が複合した状態です。この場合でも、インビザラインによる矯正が可能です。ただし、上下顎の不正咬合の程度によっては、顎の手術を伴うこともあります。また、混合型の出っ歯の一部は、インビザライン単独での治療が困難なケースもあります。
インビザライン以外の治療法
インビザライン以外に、ワイヤー矯正や顎矯正手術などの治療法があります。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯に取り付けた小さなブラケットにワイヤーを通し、力を加えて徐々に歯の位置を整える方法です。
治療期間は症例によって異なります。一般的な目安は以下のとおりです。
症状の程度 | 治療期間の目安 |
---|---|
軽度 | 1年前後 |
中程度 | 1年半~2年程度 |
重度 | 2年以上 |
このように、症状が重くなるにつれて治療期間が長くなる傾向にあります。ただし、個人差が大きいため、歯科医師の診断を受けることが重要です。
顎矯正手術
重度の場合、インビザラインやワイヤー矯正だけでは十分な治療ができないことがあります。その際に選択されるのが顎矯正手術です。顎矯正手術とは、上顎骨や下顎骨の位置を直接的に修正する外科手術です。手術の種類としては以下があります。
手術の種類 | 内容 |
---|---|
上顎骨後方移動術 | 上顎骨を後方に移動させる |
下顎骨前方移動術 | 下顎骨を前方に移動させる |
上下顎移動術 | 上顎骨と下顎骨の両方を移動させる |
顎矯正手術は数週間の入院が必要です。全身麻酔下で行われ、概ね2~4時間程度かかります。出っ歯の改善や咀嚼機能の向上、睡眠時無呼吸症候群の改善などのメリットがあります。ただし、手術のリスクもあるため、慎重な検討が必要です。
宇都宮で矯正歯科治療を受けるならくにい歯科・矯正歯科へ
宇都宮のくにい歯科・矯正歯科では、経験豊富な歯科医師が歯の状態や治療に関する要望などを細かく確認したうえで、患者様一人ひとりに合った治療プランをご案内します。透明なマウスピース型の矯正装置を用いるインビザライン矯正をはじめ、痛みを抑えた矯正、見えにくい矯正装置、矯正治療の短縮化を図る方法、お子様の矯正、ホワイトニングなどの診療に対応可能です。
矯正歯科治療が初めての方も安心して治療に取り組めるよう、わかりやすい説明と丁寧な対応を心がけています。ご相談は無料ですので、どんな些細なことでも気軽にお問い合わせください。
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出っ歯でお悩みなら宇都宮のインビザライン矯正を行うくにい歯科・矯正歯科
医院名 | くにい歯科・矯正歯科 |
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院長 | 歯科医師 国井 隆一 |
住所 | 〒320-0072 栃木県宇都宮市若草3丁目1−8 |
TEL | 028-600-0921 |
メール | info@921dental.com |
診療時間 | 9:30〜12:30 14:30〜19:00 |
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
URL | https://921dental.com/ |